今年の夏はめちゃくちゃ暑いな~。もう夏バテでしんどいよ~。
あらら、うなぎでも食べてスタミナつけなくちゃね。
そう言えば、なんで夏はうなぎをたべるのかな?土用の丑の日ってなんだろう?
美味しい鰻に目がない俺が教えてあげようじゃないか。
みなさんは、うなぎを食べていますか?
毎年、夏になると話題に上る「土用の丑の日」。日本中の人が鰻を食べるちょっとしたイベントでもあります。暑い夏を乗り切るために、「土用の丑の日はうなぎを食べてスタミナをつけよう!」なんて、よく聞きますよね。
なぜ土用の丑の日に鰻を食べるのでしょうか? そして、うなぎを食べるとなぜスタミナがつくのでしょうか? 私自身もよく理解していなかったので、調べてみました。
そして、土用の丑の日に鰻を食べれば夏バテ防止になるのか? 検証のために買って食べてみたので、レビューしています。(食べたかっただけだったりして・・・)
うなぎを食べようか迷っている方は、ぜひ読んでみてください。
うなぎの蒲焼き、うな重、ひつまぶし・・・、よだれが出そうだ。
なぜ土用の丑の日にうなぎを食べるのか?
なぜ土用の丑の日にうなぎを食べるのでしょうか? そもそも、「土用の丑の日」っていつなのでしょうか? よく聞くけど、よく知らないうなぎについて、順に見て行きましょう。
「土用の丑の日」って、いつ?
「土用の丑の日」とは、いつのことなのでしょうか? まず「土用」と「丑の日」に分けて調べました。
●土用
季節の変わり目を知らせる期間で、立春・立夏・立秋・立冬の直前の約18日間のこと。「春土用」「夏土用」「秋土用」「冬土用」とも呼ばれる。
古来中国から伝わる「陰陽五行思想」が起源とされている。
年に4回「土用」の期間が訪れるという訳なんですね。一般的には「土用」=「夏土用」(立秋直前)を指すことが多いと言われています。
ちなみに「土用」は「土旺用事(どおうようじ)」の略らしいです。「土が旺(さかん)になり用事(働き)をする」、つまり「土が最も働く時期」という意味です。
●丑の日
日にちを十二支で数えたとき、丑に該当する日のこと。丑の日は12日周期で訪れる。
つまり「土用の丑の日」とは、「土用の期間内」の「丑の日」という意味なんですね。
では「土用の丑の日」は、具体的にいつなのでしょうか? 3年先までの「土用の丑の日」は、以下の日にちになります。
年 | 土用の入り | 丑の日 | 土用の明け | 立秋 |
2023年 | 7/20 | 7/30 | 8/7 | 8/8 |
2024年 | 7/19 | 7/24、8/5 | 8/6 | 8/7 |
2025年 | 7/19 | 7/19、7/31 | 8/6 | 8/7 |
2026年 | 7/20 | 7/26 | 8/6 | 8/7 |
2024年と2025年は、土用期間中に丑の日が二日あります。1回目を「一の丑」、2回目を「二の丑」と呼びます。
来年は2回うなぎが食べられるってことだな。
なぜ「土用の丑の日」に食べるの?
では、なぜ「土用の丑の日」にうなぎを食べるのでしょうか? 昔からの風習と、とある発明家の発案が由来だと言われています。
「う」の付くものを食べる習慣
昔から夏土用の期間は夏バテしやすいことから、「丑の日」に身体に良い「う」のつく食べ物を食べる「食い養生」という風習がありました。主に梅干し・瓜・うどん・牛肉(うし)などを食べていたそうです。
うなぎはというと、当時は天然ものしか出回っておらず、冬眠に備えて栄養を蓄える晩秋から初冬が旬の天然うなぎは、夏場は売れませんでした。
では、売れていなかった鰻がなぜ人々に好んで食べられるようになったのでしょうか? その理由は諸説ありますが、有力とされているのは「平賀源内」説です。
平賀源内説
「平賀源内」は、江戸時代の発明家です。
鰻屋の店主は、夏場にうなぎが売れないことを平賀源内に相談しました。考えた平賀さんは「本日、土用丑の日」という看板を出すようにすすめました。すると、鰻屋は見事に大繁盛したそうです。
その後、他のうなぎ屋も真似するようになり、「土用の丑の日」にうなぎを食べる習慣が定着したと言われています。
平賀源内さん、アイディアマンだねぇ。
なんだって、うなぎは冬が旬なのか・・?!
うなぎを食べると夏バテ防止になるの?
「うなぎを食べて精をつけよう」「うなぎはスタミナ満点!」なんてよく聞きますが、うなぎを食べると夏バテ防止になるのでしょうか?
「暑い夏を乗り切るためには、栄養価の高いものを食べる」という風習は、古く昔から続いています。そこで、うなぎの主な栄養成分について調べました。
- タンパク質
- 脂質(EPA、DHA)
- ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンD、ビタミンE
- 鉄、亜鉛、ヨウ素 など
と、うなぎにはたくさんの栄養成分が入っています。中でも「ビタミンB1、ビタミンB2」が夏バテ防止に効果があるとされています。(ビタミンB1には「疲労回復」効果があります。)
「うなぎを食べて暑い夏を乗り切る」ことは、栄養価が高いうなぎを食べることが理に適っていると言えます。
同じく夏におすすめの食べ物「スイカ」についての記事はこちらです。
うなぎを買って食べてみた
うなぎを食べて暑い夏を乗り切ろう! ということで、早速うなぎを買って食べてみました。今回は楽天市場で購入しました。
1尾が丸々真空パックに入って、冷凍の状態で届きました。宮崎県産のうなぎの蒲焼きです。
解凍方法の説明書が入っているので、早速解凍していきます。
湯煎で解凍することにしました。が、うなぎが大きくてお鍋に入り切りません・・・汗(ひっくり返したり、鍋の蓋を閉めて加熱しました。)
付属のタレと山椒をかけて、贅沢たっぷりうな丼の完成です~! うなぎはふわっふわで口の中でとろけて、これが国産の食感なのか・・・! と驚きました。
蒲焼きのタレと山椒が絡み合って、1.5人前ぐらい盛ったご飯もペロリと平らげてしまいました(蒲焼きのタレだけでもご飯食べられちゃいますよね!)
栄養たっぷりのうなぎを食べて、スタミナいっぱい精力的になったかどうかは正直まだ分かりませんが、ともかく幸せな気持ちになって元気が出たことは確かです。
夏バテで気分が滅入っている時に、元気になれるうなぎ、おすすめです。
くーっ、蒲焼きの匂いが漂ってくるようだ。たまらんな。
おすすめのうなぎ
今回私が購入したうなぎの蒲焼きは「売り切れ」となっていたため、同じ価格帯のうなぎをご紹介します。
●国産うなぎ
「鹿児産」もしくは「宮崎産」どちらかのうなぎが送られてきます。やはり国産のうなぎは柔らかくて美味しいなと、しみじみ感じました。
●中国産うなぎ
もうちょっと気軽にうなぎが食べたいな、という方には中国産のうなぎをおすすめします。国産のものよりお値段が安いので、気軽に購入できます。
まとめ
【夏バテ防止】なぜ土用の丑の日にうなぎを食べるの?買って食べてみたレビュー のまとめです。
最後まで読んでくださりありがとうございました。うなぎが食べたくなってきたのではないでしょうか?夏を元気に乗り切るために、皆さんもうなぎを食べてみてくださいね。
うなぎについて調べている中で、本来の旬は初冬だと知ったので、次は冬に食べてみたいと思います!
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